その2 磐石の後藤真希、しかしその勢いに翳りも…

去年のEXPOイベ以来魂を奪われ、一推しとして君臨し続けるごっちんですが、
総参戦数が激減した中、今年は計10公演と昨年よりも数を伸ばすことができました。
場所と日程の都合で後浦こそスルーしましたが、
秋コンが始まる前に6公演を稼ぎ出したのは大きいです。
特に夏場は平日にも休める利点を生かし、あまり見る機会のない公開録音を連チャンで参戦。
さらに至福のカジュアルディナー、いろいろな意味でwサプライズだったアレグリアと、
ツアーがないからこそ見られるレアなイベントに参戦できました。


ところが、ごっちんの良さはソロライブでこそ生かされる、と意気込んで臨んだ秋コンですが…
その期待は半分満足、半分不満という形に終わり、少なからず不完全燃焼だったのは事実です。
日程の都合で、まだ出来上がっていない前半戦にしか参戦できなかったのもあるのですが、
確かに心のこもったバラードがたくさん聴けるのは嬉しい。
しかしそれは他の歌手にもできること。
後藤真希の真骨頂である、激しく踊りながら息もつかずに歌い上げるナンバーが少なかったことが不満なのです。


…考えてみれば、秋コンでも盛り上がりの軸となったのはプリゴー、原色、セクガイ、スクランブルと全部2年も前の曲。
結局今年はシングルではバラードを1枚出しただけでは、今後の彼女の音楽活動に大いなる不安を感じます。
常に走り続けてきた後藤真希が、
2005年は個人的にあゝ真希の調べを超えることができなかったと評せざるをえないのは非常に残念だったし、
来年もハロプロパーティでは、進化が止まるのではないかと不安でなりません。