2時間だけ四国上陸

バスは今治桟橋まで行くが、街を歩きたかったので今治駅で降りる。
予讃線は某ゲームにあやかった旅行で8年前に通ったきり。
その頃と比べて、駅が高架になってたのでびびる。
しかもその真新しい駅はホームが2面2線しかない。
単線の行き違いができるだけのシンプルな駅になってしまった。これで間に合うのか…。
その単線に130km/hの特急列車が1時間おきに運転している、という事実もすごいが。


駅から港までの道は分離帯もゆったりととってあって非常に整備されている。
さすがはタオルと造船の街、重要な道路には金をかけている。
駅前にはおそらく駅前旅館から進化したホテルや、昔ながらの旅館が立ち並ぶ。
1泊4000円で内風呂、トイレ付のホテルは推せるかも。下が喫茶店なのもよい。
程なく歩いてすぐに市役所。
さらに海へ向かって歩くと古い商店街。
そしてフェリーターミナルへの入り口にはちゃんとコンビニがあるので夜食も買い込める。
ダイヤモンドフェリーのターミナルまで徒歩で20分ほど。
これほどコンパクトに整備された街は他にないかもしれない。


ターミナルでは船が来るまで小一時間程待つ。
ターミナル自体はボロくて昭和の雰囲気。
そういえば西大分のターミナルもボロい。
しかし0時からの乗船券売り場が開くとともに、こんなボロい場所には場違いな発言をする。
「インターネット割引で予約したものですが」
係員さんが予約番号を確認して無事2割引。
なんと2880円で横になって寝れて風呂に入れて大分まで連れてってくれる。


到着予定時刻の0:30より少し早く乗船。
船もボロいが(以前よりはマシになったけど)従業員の対応は好印象。
早々と二等船室の一角をポ主して大浴場へ。
なんと途中までは貸切で入ることができました。
この船は浴室が終夜営業なので、現場で汗を流したヲタにはありがたいことこの上なし。
風呂から上がってからはコンビニで買い込んだビールにカップ麺で晩酌。
レストランは閉まってたが、座席は開放されてたのでそこに落ち着く。


おなかがいっぱいになったところで甲板へ出る。
これからちょっとしたショーが始まる。
目の前に迫り来る橋は…さっき通ったばっかりの来島海峡大橋
たった3時間の間に橋の上を通ってから、橋の下を潜り抜ける貴重な体験ができました。
さて、やるだけのことはやったので寝ますか。
2等室へ戻ってきたら親子連れが二組いました。
この程度の客数ならゆったり寝れます。というわけで即落ち。


翌朝は15分早着したので、実質4時間くらいしか寝れなかったです。
そのため西大分駅へ着いてからも、とにかく早く寝たいのですぐ来た日出行をつかまえて30分寝る。
日出駅での待ち合わせの間も30分寝る。
日出から柳ヶ浦までも1時間寝る。
柳ヶ浦から中津までも20分寝る…とこまめに睡眠時間を稼いでいきました。
しかしそれでも眠く、家へ帰って1時間くらい昼寝してもその日の仕事はダルダルでミスばっかしちゃいました。
前はもっと無理が利いたのに…ヤパーリもう若くは(ry