波乱万丈の幕開け

前日は4時間ほど寝てから始発の佐伯行に乗り込む。
中津地区にはあまりいない815系の2両編成は貸切状態。
それどころか柳ヶ浦まで車掌を2人送り込んでいたので乗務員3人に乗客1人とか。
柳ヶ浦からはワンマン。軽快な走りで立石峠を越える。
中山香から部活の学生が乗りこんできて、日出あたりからはラッシュのよう。
自分は西大分で降りてダイヤモンドフェリーの昼便へ。
一緒に降りたギャルも船に乗る模様…なにげに行きのチケットを復路4割引にしてたつわものですw
自分はコンビニチケットで2割引、2480円で松山へ。
乗船手続きを済ませたらちょうど出港20分前で乗船開始。なんというタイミングのよさ。
千奈美別府駅では始発の宮崎空港行にちりんに接続してました…なかなか使える普通列車かも。


神戸への回送も同然と思ってましたが、2等1部屋に4〜5人ずつ乗客がいたのでびっくり。
目立つのがYシャツにネクタイ姿…出張か、車と一緒なので営業でしょうか?
レストランではバイキング…なんか先日泊まった岡山のユニバーサルホテルの朝食と大差ないような(^^;
料理長さんも「いつもと同じやつです」と開き直ってましたw
トラックドライバー様はず〜っと酒盛りしてました…松山到着時もw


これはカップラーメンを持ち込んできて正解。
ビールだけ買って朝食に。
ところがこのスターダイヤモンドという船、レストラン以外に落ち着けるところがほとんどない。
船室で食べるとにおいが充満するので、外で食べようとしたけど椅子がないorz
結局元はディスコフロアだったところの片隅で寂しく食べました。


それから酔い覚ましに風呂。
ダイヤモンドフェリーのいいところはいつでも風呂が開いているところ。
貸しきり状態の展望風呂で、ライブ前に汗を落として身だしなみ。
これで道後温泉に入る必要がなくなったかも(笑)
風呂上りに仮眠を2時間ほど取る。


松山観光港には15分遅れで到着。
下船時にベリヲタさんを見かける…おぉ今日の仲間だ(笑)
フェリーターミナルは改装したばかりでピカピカ。
なんと結婚式までやっている!
コインロッカーに荷物を預けて、身軽になったところで高浜駅まで歩く。
フェリーが結構揺れて、軽く船酔いしたのを癒すような浜風が心地いい。
ターミナルは立派だが、辺りはひなびた雰囲気というのもまたよい。


高浜からはいよいよ(笑)、伊予鉄道初乗車。
昨年からICい〜カードを導入してて、ひなびた駅舎には不似合いすぎる機械もあるのだが、
今回は2000円分は使いきれないので普通に切符を買う。
元京王の5000系が、2両編成になって元気に活躍中。
雰囲気的には北陸鉄道に似てるかも。
松山の中心街へ行くにつれて複線になり、枕木がコンクリートになって高架を駆け上がる。
単線のJR予讃線よりもよっぽど立派だ。
ただしスピードは出ずにのんびり走る。


大手町で下車。
目の前にあるJR松山駅へ行くと、ヲタさんがちらほら。
駅からの地図を見ていると、埼玉から来たというののヲタさんに声をかけられてしばし話し込む。
気合入ってるなぁ。今日はともに戦おうぞ。
それから名物の醤油めしを買おうとするが、キオスクにはないみたい。
で、地下道を渡った先の弁当屋に駅弁ではない醤油めしが売ってあったので買う。
この弁当屋もスズキというが、どうやら駅弁の鈴木弁当店とは関係ないようだ。
…まぁ普通にうまかったので別にいいんですけどね(笑)


JR松山駅は2階ほど降りて駅前は散策したものの、
松山市の繁華街である伊予鉄松山市駅や大街道あたりは行ったことがなかったので、
ちょうどいい機会だったのでひたすら歩いてみる。
松山市の駅ビルはバスターミナルも高島屋も入っていて、その巨大さにびびる。
さすがは四国唯一の50万都市だ。
さらに銀店街〜大街道と抜ける。
熊本の下通りよりは小さく、大分の中央通り〜竹町よりは少し大きいかなというくらいだが活気にあふれている。
頭上のモニターではhitomiのPVが流れまくる…ごっちんがせっかく松山来てるんだからごっちんのPVを流せばいいのに。
市民の関心のなさを物語るかのようだ。
通りを歩いている間に補給やサイリウムの用意をする。


途中ごみを減らすキャンペーンかなんかで、フルーツポンチを無料で振舞っているのでご相伴に預かる。
食べてると向かいのばあさんが「あんたのには白玉が4つも入ってたのに私のには1つしかない」とぼやいていたw
ここでごまヲタさんを1人見かける。


大街道から道後温泉方面へてくてく歩く。
もうちょっとゆっくりしたかったけど、taoken大佐が心配そうにメールを送るので、
頑張って14時ちょっと過ぎに現地着。

ここで大佐と、お友達の方と合流。
「今日は昼夜見てからフェリーに乗って帰る(http://d.hatena.ne.jp/srs221/20060524)」と言ったら、福岡から参戦したお二人さんから
「そんなことできるのか」と必死の形相で聞かれる。
何でも当初は松山の寝カフェで夜を明かしてから福山〜広島〜福岡とバスを乗り継いで帰る予定だったそうだ。
おいおい、それは大変だぞ。
時間も費用もフェリーの倍以上。しかも宿代も必要だし。
この後二人はバスのチケットの払い戻しに奔走する…。