書かずにはいられなかった胸の内

これだけでびびってたけど、その後に何TVに出てるんですか有馬先生!!
別にカオリンカオリナイトに釣られたわけじゃないです(笑)
今頃有馬研は祭りになってるな…もっとも毎日酒祭り(ry


実は自分、有馬先生のいる地学教室にいました。
一緒に巡検も行きました。
…これで行ってた大学が分かりますね。
きちんと卒業していれば、稲葉浩志の後輩、眞鍋かをりの先輩と胸を張れました。


有馬先生は最初はとても嫌いでした。
鉱物学の授業は英語が頻繁に出てきてわけ分からないし、それに輪をかけて黒板の字が読めなくて苦労しました(苦笑)
そして、最初のゼミでもらった原稿が有馬先生からだったので、苦手な英語を20数ページ読まされる羽目に。
そのゼミは3度失敗して、結局クリアできず。
自分はこれをきっかけに、さらに大学を休みがちになってついには中退してしまいました。


でも本当は優しい先生なんです。
英語がネックで結局違う研究室へ行って、それでもやっぱり学校を休みがちだった自分を、何度も自分の研究室の飲み会に誘ってくださって、励まして頂きました。
今思えば、自分の力不足、努力不足で行った先の研究室でも先生や先輩方に迷惑ばかりかけてしまい、期待を裏切ってしまったと後悔しています。
先生は相変わらずお元気なようで、ほっとしました。


それにひきかえ、大学を辞めてからも自分は歯車がどんどん狂っていきました。
希望を持って臨んだ20代は、終わってみれば本当にろくでもない、何も残らない10年間になりました。
大学を中退して5年。失われた時は、もう元には戻りません。
今では本当に吹き溜まりと呼ばれている仕事に就いています。
結局自分にはこれしかできなかったんです。
ただ、今は家の一大事を何とかするという大きな目標ができました。
その一大事の原因は自分が望んだ、無理な進学からです。
だから今は、自分のできる範囲で一生懸命やっていきたいと思います。


後でちゃんと頑張れたと振り返られる時が来れば、
また札幌出身の有馬先生の大好きなタラの白子が入ったおでんをつつきながら一杯やりたいです、それも研究室の一角で。